こんにちは。ラグビーワールドカップにわかファン日本代表の西海です。
よくビジネスにはファン作りが欠かせませんと様々なビジネス書やブログ等でも言われていますが、具体例の一つとして今回のラグビーにわかファンになった経緯を解説します。
今回ラグビーにわかファンになるには以下のような道筋がありました。
共通の興味の対象→知識の習得→対象に対する薄いファン化
→更に深い知識→興味の細分化→固定ファン化
実は私は今までラグビーというものを全く見たことが有りませんでした。
前回のワールドカップでは五郎丸歩選手とかいうイケメン選手が話題になっていたという位は知っていました。
しかし試合をじっくり見たことは無く、それこそごっつい男同士が汗みどろでド付き合ってボールを取り合うむさくるしいスポーツなのでむしろ嫌いという大変失礼な認識だったのです。
いや、本当に申し訳ないです。
真正ラグビーファンの方々、本当にすみません‼
その私が毎回の試合を楽しみに一週間を送り、当日はそれに合わせて「ラグビーだったらビールでしょう」と知ったかぶりをしてビールとおつまみを用意し準備万端でテレビの前に鎮座するに至るまでになったのです。
何故でしょうか。
まずは共通の興味の対象から引き込む
ラグビーに全く無関心であった私が興味を持ったきっかけ、それはドラマでした。
TBSで日曜の夜に放送されたドラマを視たことから始まりました。
そのドラマを視るきっかけとなったのもちろんラグビーが好きだからではありません。むしろテーマがラグビーだったので止めようかと思ったくらいでした。
そうです。私の興味の対象は好きな俳優とビジネスの物語だったのです。
しかし好きな俳優の主演とビジネス的な要素がありそうな宣伝で興味がわいたので視ることにしたのです。
この時点で自分の興味の範囲とリンクしていなければ、私は今もラグビーを好きになっていなかったでしょう。それくらい最初のきっかけは重要だと後から気が付きました。
まずドラマとして視ることで、ラグビーのルールや選手の試合以外の裏側などを垣間見ているつもりになり感情的に引き込まれてしまいました。
対象を知ることで一層の興味を持たせる
ラグビーを好きではなかった理由は今ならルールを知らないからであったことがわかります。
なにしろ私のラグビーの知識は、「後ろにボールを投げる」「トライすると点が入る」「ゴールが変な形」「プレイヤーがごつくてむさくるしい」「昔不良がラグビーで立ち直ったドラマがあったな」位でした。
対象に対する知識が無いということは興味も湧きようが無いのです。
それをドラマという形で、ルールからラグビー界の裏側まで共感や感動を上手く交えながら伝えられえることで一気に観ていて楽しいスポーツへと変わったのです。
この感情を巻き込んだ知識の習得という流れはファン化の最強の道筋だと感じました。
この時点ではまだワールドカップを観てはいませんでしたが、ラグビーが面白いと思えるまでに私の中で変化していました。
もう薄くファン化していす。
ワールドカップを観る事で個別選手を知る
そしてドラマの終了と同時にワールドカップが始まりました。
ドラマでラグビーに対してすっかり楽しいものという認識を持っていた私は、最初はなんとなく観てみました。
するとどうでしょう。ルールや動きが解るというだけで、試合が断然面白いのです。
しかも初めて観るのがワールドカップという世界一クオリティの高い試合から見ることが出来たので、面白さもひとしおです。
そのような中だんだんと個別の選手やポジションも解るようになってきます。
ドラマというフィクションの中ではなく、実際に存在する選手がリアルタイムで戦って活躍する様をみて自然に好きな選手が出来たりチームに愛着が湧いてきます。
このように知れば知るほどラグビーという大きな枠でのファンから、個別選手やチームという細分化された対象のファンへと変化して行きます。
より知りたいというファン心理
ルールが解り個別の選手やチームを知ると、今度はより深く選手やチームについて知りたくなってきます。そして、選手やチームについて個別に調べたり関連企業やチームの地域について調べたりしたくなるのです。
そして自ずと所属チームの企業にも良いイメージを持ちます。
まさに企業としてはそれがチームを持つ狙いでしょう。
関連のグッズ販売やファンクラブなどによる収益ももちろん期待できますが、スポーツが与えるプラスイメージによる宣伝効果は多額の広告宣伝費をかけて作るCMよりもファンまで作るという点においても優れたアピールとなり得るからです。
このようにファンを作る流れを考え誘導することは、ビジネスにおいて非常に有益な事でありそれは大企業も小さな個人店も変わらない事ということが解ります。
結局人にファンはつく
もう一点ファン化で気が付いたのは、最後は個人のファンになるということです。
最初は日本チームのキャプテンの名前も知らなかった私ですが、何試合か観ているうちに段々と個別の目立つ選手が解ってきました。
そしてもちろん日本の選手も好きになりましたが、カッコいいプレーを何度も見せられているうちに他国のチームの選手も好きになってきたのです。
特に南アフリカのコルビー選手とデ・クラーク選手は小柄ながら素晴らしい動きで、日本との試合を待たずにすっかり魅了されてしまいました。
南アフリカについての知識は中学校の地理程度でしたが、これを機に彼らを追って背景等を知りたくなったのです。
そして、日本が負けた後も南アフリカチームをつい応援してしまい、優勝を歓喜し、もうこのチームの試合を観れないことを心底悲しみました。
まとめ
今回のラグビー知識ゼロの私がにわかラグビーファン日本代表とまで豪語するに至ったことで解ったことは
- ファンを増やすにはまず顧客が興味を惹かれる共通の話題作りが有効
- 感情にアプローチすることでファン化してくる
- 対象に興味を持ってもらえたら知識をつけてもらうことで更に興味を持ってもらえる
- 細部に興味が湧くことでより深く知りたくなってもらえる
- 段々と濃いファンとなっていく
- 最終的には人に対するファンとなることでその周りに対する知識も増え固定のファンとなっていく
という事でした。
ビジネスにおいて
集客→教育→販売
が基本とすれば、今回の話は真ん中の教育に力を入れることで顧客が付くということにつながる話でした。
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